2021-08-24 はく検電器 物理教材 写真提供 株式会社ナリカ ★器具の特徴 平行する2枚の薄い金属はく(箔)を透明な容器内に収めたもの。物体が静電気を帯びている(帯電している)かどうかを確かめることができる。★使い方 帯電しているものをはく検電器の電極に近づける。このとき電極にふれないようにする。びんの中のはくのすそが開く。はくの開く幅が広いほど、高い電圧の静電気である。はく検電器自体が帯電して、はくが開いたままになったときは、電極に別の金属や手をつけてたまった電気を逃がす。
2021-08-24 水熱量計 物理教材 写真提供 株式会社ナリカ ★器具の特徴 測定用体(金属体)を熱し、水熱量計を用いて混合法により比熱を測定する。物質によって熱の移動や温度の変化が異なることを調べられる。★使い方 測定用体をビーカーと三脚を使って湯で熱する。湯が沸騰して水温が一定になっても、測定用体の中まで温度が均一になるように、しばらく加熱を続ける。その際、金属がビーカーの底に触れないように気をつける。測定用体を湯から上げたとき、よく湯を切ることと、すばやく熱量計の中に入れることが重要である。湯の比熱は大きいので、測定用体に付着した湯のもつ熱量は無視できない。また、すばやく熱量計に入れないと熱が逃げてしまう。この2点が実験の誤差の大きな原因になる。★注意点 水熱量計の中に入れる水は、測定用体を入れたときにちょうど水につかる程度にする。多すぎると水の温度上昇が小さくなり誤差が大きくなる。また、測定用体が水面より上に出ると、湯が蒸発し誤差が大きくなる。初めに水熱量計に入れる水の温度は、室温よりも若干低めがよい。これは測定用体を入れたときに、最初は周囲から熱入り、後半では温度が上昇して熱が逃げていき、最終的に熱の出入りが相殺されるようにするためである。
2021-08-24 記録タイマー 物理教材 記録タイマー 写真提供 株式会社ナリカ ★使い方 運動させる程度の長さに切った記録テープを、記録タイマーに通して、その片方を運動させる物体(台車など)に セロハンテープなどではりつける。記録タイマーのスイッチを入れると同時に、物体を動かして、物体の運動をテープに記録する。運動し終わったら、記録タイマーのスイッチを切る。★記録されたテープの処理 はっきりと1つの点だと分かる点から、0.1秒ごと(西日本では6打点ごと、東日本では5打点ごと)に、テープに印をつける。それぞれのテープの向きをそろえて、グラフ用紙などにはりつけ、 テープの長さ(つまり0.1秒での移動距離)を読み取り、運動の様子を調べる。
2021-08-19 今日の実験室(2021/8/19) 今日の実験室 反応速度の実験 反応速度の実験をしました。 亜硫酸水素ナトリウム水溶液(A液)とヨウ素酸カリウム水溶液(B液)を混合すると、しばらくしてから突然溶液が褐色(溶液が薄ければ黄色)になります。発色はヨウ素が析出するためで、発色までの時間は溶液の温度や濃度によって変わります。 時計反応と呼ばれるこの反応は、反応の終点がはっきりしているので、反応物の温度や濃度が反応の速さにどのように影響するか調べるのに適しています。 本校では、亜硫酸水素ナトリウム水溶液にあらかじめデンプンを添加してヨウ素デンプン反応で終点をよりはっきりさせています。 (H.K)
2021-07-04 今日の実験室(2021/6/30) 今日の実験室 今年は少しゾウリムシと仲良くなることができました。昨年はサッパリうまくいかず,授業で使用することはできませんでしたが,今年は授業で観察してもらいました!「おお!」と驚いている様子を見て,ちょっと嬉しかったです。 三角フラスコ内のゾウリムシ ゾウリムシ 今後も培養していくつもりです。
2021-07-04 プラナリア 生物教材 プラナリア 1.特徴 目がかわいい 再生する きれいで流れが穏やかな川に生息する 2.飼育方法 水道水は使用しない 天然水もしくは2~3日おいた水道水などを使用する エサを与えたら必ず水を交換する エサはレバーを小さく刻んだものでよい(週に1回程度) プラナリアが生息していた場所の石を一緒にいれておくのもよい 3.その他 切断するときは、エサをやってから1週間たってからにする お勧め書籍:岩波書店『切っても切ってもプラナリア』
2021-07-04 初めに 理科実験教材研究会のホームページを見てくださり、ありがとうございます。このページでは、この研究会の目的や立ち上げの理由などをまとめています。 理科実験教材研究会って何? この研究会は、宮城県内の理科実習助手4名が発足させた自主的なものです。理科実習助手の情報交換の場を設け、実習業務に役立てること、毎日ぶつかる様々な問題(実験準備・器具の洗浄方法・廃液処理など)を解決するための参考情報を互いに教え合い、技術向上に努めることを目的としています。 続きを読む